今回は
中国限定トミカ CN-11 FAW HONG QI(中国一汽 紅旗)(ホンチー)
の紹介です。
- 発売元 株式会社タカラトミー(中国限定)
- 発売日 2012?
- モデル 中国一汽 紅旗 CA7600J閲兵用オープンカー
- スケール 1/84
- 生産国 VIETNAM
- 価格 不明
- ギミック タイヤ回転、サスペンション上下
今回のこの日本未発売のトミカはミニカーショップのガリバーで購入しました。価格は1320円(税込)でした。それでは紅旗の解説をしながらミニカーを見ていきたいと思います。
中国一汽 紅旗とは?
まず、中国一汽についてです。正式名所は「中国第一汽車集団公司」でパッケージにあるように「FAW」と表すこともあります。この中国一汽の高級車ブランドが「紅旗」です。読み方は「ホンチー」や「レッドフラック」などがあります。
日本では、大使館が紅旗を公用車として使用しています。また、2021年12月には大阪にエクスペリエンスセンターオープンしています。
石川県小松市の日本自動車博物館では、1967年製の紅旗 リムジン(型式-CA770)を見ることができます。今回紹介するトミカのリムジンのモデルは型式がCA7600Jですので、別の車種になります。
たまたま、12月に大阪に行く予定があったので、外からですが見させていただきました。
このトミカのモデルについて
このトミカのモデルは2009年10月に開催された中国建国60周年の記念軍事パレードの胡錦涛氏の閲兵用オープンカー(型式-CA7600J)として使用された車両です。
http://hongqi-l.faw.cn/ja/images/history/pic_07.jpg
↑その時の写真が紅旗のHPに掲載されていました。写真を掲載することはできないのでアドレスだけ載せておきます。
その時の車両を忠実に再現していることから、ナンバーは「京Ⅴ-02009」と同じものになっています。また、サンルーフの上部が開けられた状態になっています。
実車のスペックはこのようになっています。
全長からわかるようにリムジンになっています。ロールスロイスのファントムの全長が約5.6mなのでそれより大きいですね。ちなみにセンチュリーの全長は約5.3mです。
このような大きさなのでトミカの縮尺が1/84なんです。このスケールだと全体が小さくなってしまって迫力が欠けて見えます。
それでは詳しく見ていきたいと思います。
サイド
ボンネットからテールランプに向けてシルバーのラインが入っています。後部座席のドアノブが前方についていて観音開きのドアということがわかりますね。
フロント
滝のように流れ落ちる縦縞のデザインが施された伝統的な大型のグリルが目立ちます。
丸いバーレル状のライトが特徴的です。ボンネットの中央には紅の旗をモチーフにしたエンブレムが装着されています。
実車ではこんな感じです。
リア
トランク中央には「紅旗」の文字が書かれてます。この文字の書体はは紅旗の生みの親である毛沢東のものになります。
トランクにはクロームトリムが左右4本ずつ配置されており、「四方和平、八面穏当」を表しています。その上には天安門をデザインが施されたクロームトリムがあり、それら「国産」であることをアピールしています。
底面
- TOMICA
- ⒸTOMY
- 2012
- s=1/84
- FAW hongi
- MADE IN VIETNAM
と記載されています。
パッケージ
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
最後に紅旗の日本語版PHと中国大使館の紅旗をのせておきますね。
【G20シリーズ2】習近平主席が乗る専用車は中国第一汽車会社が生産した「紅旗」L4シリーズです。4.0Tエンジンを搭載し、443馬力もの最大出力を持つこのモデルは中国国内ではまだ、販売されておらず、最近注目を集める大型セダンのひとつです。ボンネットにある「紅旗」のオブジェが最大の特徴です。 pic.twitter.com/sPsnYnwazv
— 中華人民共和国駐日本国大使館 (@ChnEmbassy_jp) 2019年7月1日